SAS:反逆のブラックスワン(映画)
main テロリストに占拠された列車、事件の解決
sub
a.主人公とガールフレンドのロマンス
b.テロリスト姉弟の関係性
T/T
0min-7min 村を焼く傭兵テロリストの(掴みのアクションシーンと敵役の紹介)
7min-11min 実家の屋敷に戻る主人公(主人公の紹介)
11min-31min 主人公SAS、テロリスト自宅を襲撃(特殊部隊員という主人公の日常)
sub プロットa すれ違う主人公とガールフレンド
sub プロットb 顎で使い使われるテロリスト姉と弟
第一TP
31min-52min 列車に乗り込む主人公とテロリスト(メインプロット発進・異常発生)
53min-60min
第一ミッション開始 (SASの突入)
第一ミッション失敗 (事態の悪化)
・突入失敗
・ガールフレンドがテロリストに目を付けられる
sub プロットa 老婆の死亡、少女とガールフレンドの関係にシフト
インターバル(メインブロットは列車と共に停止している状態)
sub プロットa 少女と主人公の恋愛トーク、少女脱出
1h15min-
第二ミッション開始 (テロリストとの交渉)
第二ミッション失敗 (事態の悪化)
・主人公の知り合いSAS隊員の死亡
・主人公列車から離される
・主人公親友、内通者と判明
・爆弾の発見
sub プロットa 推進 人実交渉の場でガールフレンドとの関係微推進
sub プロットb 終了 テロリスト弟、決死の覚悟、姉誇りに思う
1h30min-
ラストミッション開始 (列車の停止)
sub プロットa 推進 テロリスト姉と主人公、恋愛トーク
ラストミッション終了 (テロリストの死亡)
subプロットa 終了 ガールフレンドとの結婚式
〇所感
乗り物パニック映画だと思って視聴したら少しがっかり。話の推進軸に実は列車はほぼ関係ない。列車自体はすぐにトンネル内部で停止するし、ラストの再度動き出した列車を止めてのテロリストVS.特殊部隊のシーンにも、主人公、彼女、ラスボス全員そこにはそもそも、不在の状態。てっきり乗り物の暴走を止める、というメインプロットの進行に伴って、各サブプロットが並走するものかと思ってた。
メインのサブプロットは、主人公とガールフレンドのロマンス。その進行の為に、老婆、少女、敵女テロリストが、話回し役として次々と出てきては、退場していく。この3人の入退場はメインプロットの進行と連動しているのはgood。ただ、どうしてもポット出の人形にしゃべらせている感じがして、少々苦手。
また主人公が共感性の低い人間=サイコ(正直ここら辺のステレオタイプな描き方は好きじゃない)であり、それがガールフレンドとの溝になっている、という設定、それはテロリストをぶちのめして、解決できる問題ではない気がする。最終的には、まあ戦場の話だから、それはそれ、という終わり方。
〇骨子の中心軌道
恋人とすれ違う主人公→問題発生、→問題解決のプロセス→恋人と結ばれる。
わざわざ書く必要もない気がするが、シンプルイズベスト。骨子は単純なほど良し。