シナリオを科学する エモい研究所

シナリオ分析や表現を考える。打てないのはベンチがアホなわけではない。

エスケープルーム(映画)

エスケープルーム(映画)/1h35min

 

0min-5min デスゲームに挑戦する男性、壁に潰される寸前で暗転

5min-14min 参加者の日常

15min- 1ゲームスタート

25min- 第一ミッション開始 (ゲームが異常なものだと参加者気づき始める)

31min- 第一ミッション終了

・女兵士のトラウマがフラッシュバック

32min- 第二ミッション

・ベンのトラウマフラッシュバック

47min- 最初の死者

51min- 第二ミッション終了 ビジネスマンのトラウマ

第三ミッションスタート

59min- ゾーイのトラウマ

1h03min アマンダ死亡

1h13min- 第四ミッション

1h14min- ドライバー殺害

1h23min- 第五ミッション 生存者二名の戦い

1h30min- ゲームマスターとの対面、

1h38min- 警察と現場検証、

1h39min- 主催者と対決する決意を固める二人と新たなゲームを計画する主催者

 

〇所感

 おそらく、メインプロットのみで進行していく作品。次々と切れ間なくメインプロットが進行していくので、サブブロットがなくても成り立っている珍しい作品。リーアムニーソンの96時間もメインプロットのみで進行していく作品。

 視聴中は、内気で引っ込み思案の大学生の女の子の成長が主人公のサブプロットかと思ったけど、最初のゲームの時点でかなりアグレッシブに問題解決に挑んでいるので成長している感じはちょっと薄い。頭脳枠の参加者が生き残っている間は、彼に謎解きは任せて、彼が退場してから徐々に女の子が意見を出してくる、ってのが私だったら書きたかったかも。

 普段以上に雑なT/Tになったけど、分析あんまりいらなかった作品。畳みかけるように進行することでサブプロット不要or希薄にできる例があるという意味で楽しめた作品。