シナリオを科学する エモい研究所

シナリオ分析や表現を考える。打てないのはベンチがアホなわけではない。

DOOMドゥーム(映画) 

Doom

 

main

1.施設で発生している異常事態の対処

sub

1.主人公ジョンの家族・過去に関するエピソード

2.黒人隊員と主人公の姉の交流

3.隊長の攻撃的変化

 

T/T

-5min 研究所で異常、状況の発生。

-23min キャラクターの紹介、施設の探索。

・サブプロット1.2.の発生

-26min 最初の生存者発見

-35nim 第一ミッション発生。(下水溝の中へ)

-40min 第一ミッション失敗、状況は悪化する。

-45min 第二ミッション発生。(ドアの死守)

・サブプロット1.2の進行

-xxmin 第三ミッション(武器の確保)

・サブプロット1.2の進行

-xxmin 第三ミッション成功、光明が見える。

-xxmin 設定、事態の究明、事態のさらに悪化。

-xxmin 最終ミッション発生(生存者を追跡する隊長とそれを追跡する主人公)

・サブプロット3進行(隊長の凶暴化)

・サブプロット2終了(黒人隊員の死亡)

・サブプロット1進行(主人公の負傷と回想、強化覚醒)

-xxmin ラストバトル発生(隊長との一騎打ち)

-xxmin ラストバトル終了(隊長志望)

・サブプロット3終了(隊長の死亡)

-xxmin メインプロット終了(施設を脱出する主人公)

・サブプロット1終了(主人公、姉を抱え施設脱出)

 

 主人公のサブプロットがどこに行ったのかいまいち不明。家族の話とかにおわせる程度だったので葛藤のシーンが薄い、もしくは極めて抽象的だった印象。主人公ジョンの覚醒シーン、クリーチャーたちとの戦闘がここから一人称視点(FPS)になるのが、原作ゲームファンへの目くばせ的ファンサービスのようで新鮮。同種の演出はネイビーシールズ系の映画で見たことがある。部隊系の映画はメインプロットの発生が指令・命令という形で明らかにされるので、比較的分析しやすいように思える。